トイレットペーパーが詰まったときの対処法4つ!原因や予防法も紹介

自宅のトイレがつまってしまった場合、修理のために業者を呼ぶことが一般的です。しかし、これまでに自分で業者を呼んだことがなかった場合、どのようにして業者を選べばよいのか分からず、悩んでしまう方が多いでしょう。
この記事では、自宅のトイレがつまってしまった場合における修理業者の選び方のポイントについて解説します。さらに、トイレつまりの症状例や修理費用の相場についても取り上げるので、ぜひ参考にしてください。
目次
トイレのつまりが発生したときは、故障やトラブル拡大を防ぐために業者に修理を依頼するのが安心です。しかし、中には高額な修理代金を請求する悪徳な業者もあるため、依頼先選びのポイントを押さえることが重要です。ここでは、トイレがつまった場合の業者の選び方について詳しく解説します。
トイレの修理を依頼する際は、地方自治体から指定を受けている水道局指定業者の中から依頼先を選ぶのがおすすめです。
水道局指定業者とは、地方自治体の水道局により適切な工事ができることを公的に認められた業者を指します。水道局指定業者となるために必要な条件は、以下の通りです。
指定を受けた業者は給水管や水栓に関する修理が可能であるのに対し、非指定業者が対応できるのは簡易的なトイレのつまり対処や軽度な水漏れなどに限定されます。
水道局指定業者は信頼度が高いのはもちろん、複雑なトイレのトラブルであっても確実に修理できるのがメリットです。
トイレ修理を依頼する際は、専門資格を有するスタッフが在籍する技術力の高い業者を選択することも重要です。
トイレ修理業者のホームページには、会社の情報とともに有資格者の在籍数や資格の種類などが掲載されています。専門知識や高いスキルを持つスタッフに対応してもらえることが分かれば、安心して修理を依頼できるでしょう。
トイレ修理を依頼する際は、以下の資格をチェックするのがおすすめです。
給水装置工事主任技術者
給水装置の適切な管理・維持に必要な知識を備えた人に与えられる国家資格です。
給水装置工事事業者が水道局指定業者となるには、給水装置工事主任技術者の取得が必須となります。
排水設備工事責任技術者
下水処理に必要な排水装置工事の計画・施行・メンテナンスに関する知識を備えた人に与えられる資格です。
優良な水道修理業者は社歴が長く実績数も多いため、ホームページの施工事例をチェックするのも有効です。
トイレの修理業者としての信頼性を判断する際は、社歴や実績数、対応エリア、修理内容などを確認しましょう。社歴が長く実績数が多い業者は、高い技術力や丁寧な対応が期待できると考えてよいでしょう。
また、施工事例ページに作業内容とともに修理日や作業現場・作業箇所の写真を掲載している業者は、さらに信頼度が高いと判断できます。
トイレつまりが発生した際に見られる症状は複数あります。深刻なトラブルにつながる前に適切な対応ができるよう、トイレつまりのサインを知っておきましょう。ここでは、トイレつまりが生じた際に見られる症状を4つ紹介します。
水流が悪くなる症状は、トイレつまりの代表的な予兆のサインです。
通常、トイレのレバーを回すとタンク内の水が便器・排水管へと流れます。しかし、排水管がつまっていると水が正常に流れず、便器内に水が溜まる・溢れるなどのトラブルにつながります。
また、水流の悪化はタンク内に異物があるとき・タンクの水位が低いときにも起こりやすい症状です。水の流れが悪いと感じたらまずはタンク内をチェックし、問題なければ排水管のつまりを疑いましょう。
注意点として、タンクのトラブルを放置していると排泄物を流すための十分な水量を確保できず、結果としてつまりを引き起こす原因となるケースも少なくありません。タンクが原因で水流が悪化している場合には、早めに異物を取り除く・水量を調整するなどの措置を実施しましょう。
トイレつまりの予兆である水流の悪化を放置していると、排水管がつまってトイレの水位が高くなる・低くなるといった症状が表れます。
排水口や排水管がつまると、便器内の水がうまく流れずにトイレの水位が高くなります。水位が上がっている場合には、重度のつまりが起きていると考えましょう。
つまりを解消しようと繰り返し水を流す人もいますが、水が溢れる原因となるため注意してください。
また、普段よりもトイレの水位が低くなっているケースでは、隙間を残した状態で排水管がつまっていると考えられるでしょう。
トイレから異臭がする場合には、排水口・排水管に異物がつまって臭いの原因となっている可能性があります。
トイレットペーパーや排泄物が排水管につまると、腐敗が進んで悪臭を放ちます。また、つまっている異物自体が腐敗しないものであっても、排水管のつまりによって水や空気の通り道が遮られ、臭いの元となることも少なくありません。
トイレからの悪臭はつまりトラブルの予兆であると考え、トイレが問題なく使用できていても早めに対処するのがよいでしょう。
便器や便器の下側から異音がする場合は、排水管のつまりが原因であると考えられます。
水を流したときに「ポコポコ」「ボコボコ」といった異音が聞こえるときは、音が聞こえる位置をチェックしましょう。便器からの音は比較的便器に近い部分がつまっており、便器下側からの音は排水管がつまっていると考えられます。
ただし、排水時に空気を取り込んでボコボコと音がなることもあり、その場合は基本的にトラブルにつながる心配はありません。
異音とともに水流の悪化が起きる・普段とは違う音がなるといったケースではトイレのつまりを疑い、できる限り早めに対処しましょう。
トイレがつまった場合の修理費用は、症状によって相場が異なります。具体的な症状別の修理料金の相場は、以下の通りです。
トイレつまりの症状例 | 修理費用相場 |
---|---|
便器の水位が下がらない | 3,300円~ |
トイレの流れに違和感がある | 3,300円~ |
トイレの流れが緩やかで流れない | 5,500円~ |
小便器の水が流れない | 5,500円~ |
トイレが溢れてしまった | 6,600円~ |
便器の水位が低い | 7,700円~ |
トイレから汚水が逆流してきた | 11,000円~ |
便器と床の間から汚水が漏れだす | 13,200円~ |
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「トイレの水流が悪い」「水位が高い/低い」「異臭・異音がする」などの症状がある場合は、トイレがつまっている可能性が高いです。トイレがつまっている場合、自力で対応するのは容易ではないので、修理業者に依頼することがおすすめです。
トイレの修理業者を選ぶ場合、水道局指定業者で資格保有者が在籍する業者を選びましょう。また、業者の口コミや実績を確認して、信頼できる業者であるのかも確認することが大切です。このようなポイントを押さえて、後悔のない業者選びを行いましょう。