【宝塚市】マンションのトイレのつまり修理事例：プロの水道業者が原因と対処方法もご紹介！

宝塚市水道局指定業者のピュアライフパートナーです。

兵庫県宝塚市のマンションにお住いのお客さまから「トイレが流れなくてつまったかもしれないから見てほしい」とのご依頼を受けて、お伺いいたしました。

この記事では、当社が宝塚市で行った、マンションでのトイレのつまり修理を水道修理の一例として、ご紹介しています。

現場到着・トイレつまりの状況

お客さま宅に到着し、トイレを見させていただきますと、まったく水が流れない状態で完全にトイレがつまっていました。

下記の画像をご覧ください。

細かくなったトイレットペーパーが浮いており、トイレが詰まっていることが分かりますね。

お客さまにお話をお聞きしますと、

『ここ4日間ぐらいトイレの流れが遅くて、水がいったん上がってきて、ス～ッて流れていくような感じだったんです。今日はなんか全然流れなくなってしまって』とのことでした。

このお話を聞く限り、排水管に原因がありそうですが、こちらのお宅はマンションです。

築年数にもよりますが、マンションの立管が詰まることは、通常はありません。

(※ただし、ラバーカップなどで無理に押し出している場合は、立管で詰まることがあります。)

調査と判断

マンションの立管（排水管）が詰まることは、通常ほぼないため、お客さまに、トイレに物や水に溶けにくいものなどを流してはいないか確認しました。

お客様は『物とかは流してないです。ふつうに使っていて、だんだん流れが悪くなってきたんです。』とのことでした。

この状況から、排水管に問題があると判断し、最も安全な方法で確実に詰まりを解消できる、トイレの脱着（トイレの便器を一度外して、つまりを取った後、元通りにトイレを設置）作業を行うことにしました。

通常のトイレつまりであれば、圧力ポンプで対応できるのですが、排水管に詰まりの原因がある場合では圧力ポンプはリスクが高いのです。

今回のお客さまのケースでは、4日間もの時間が経っているにも関わらず、症状は改善されず、だんだんとつまりが酷くなってきているため、通常のトイレつまりとは考えられませんでした。

お客さまに、トイレつまりの状態や、いくつかの修理パターンと費用も含めてご説明させていただきました。

お客さまは、『確かに、普通に使っていたのに4日も流れないのはオカシイですもんね。1番安全な方法で修理をお願いしたいです。トイレを外したら、何が原因かも分かりますよね。』とのことでトイレ脱着作業を行いました。

トイレのつまり解消作業

トイレを脱着しますと、便器の排水出口部分付近でつまりが生じていました。

厚み2㎝ほどの白いブルブルしたものが、便器の排水出口付近の内壁に付着しており、それがベロンと剥がれたものが、排水ソケットを塞いでいる状態でした。（※閲覧注意※施工途中画像参照）

トイレの便器に付着している物や、つまっている物をすべて取り除き、元通りにトイレを設置して作業完了です。

トイレのつまり修理完了と確認

トイレ設置後、水が流れていくことを確認して、トイレのつまり修理を完了いたしました。

お客さまにも、トイレの流れを確認していただきますと「流れましたね！」と喜んでいただけました。

トイレのつまりの原因と対策

お客さまが、トイレがつまった原因について尋ねてこられましたので、見ても大丈夫かを確認し、施工途中画像と同じものを確認していただきました。

「え？これは何ですか？こんなことになってたんですね。これは流れないわ。」と大変驚かれていました。

高血圧や糖尿病の方が飲んでいる薬の影響により、排泄物が詰まりやすい状態になることがあるのですが、白いブルブルした物は、糖尿病や高血圧の薬を飲んでる方の排水管によく付着している物と酷似していました。

お客さまに、そちらをお伝えさせていただきますと、ご家族様の中で高血圧の薬を飲まれている方がいらっしゃるようでした。

今回の対策としては、節水トイレを使用されていることも踏まえて、大でトイレを流していただく回数を、増やしていただくことをおすすめいたしました。

トイレのつまり解消してからは、トイレの流れもスムーズになりました。

これで安心してトイレを使っていただけますね。