交野市でキッチンの蛇口の水がでない

現場に到着し、お客さまにご挨拶し、キッチンの蛇口を見させていただきました。

水が出ないんですとのことで、蛇口レバーをあげて水を出してみますと細い筋状にしか出てこない状態でした。

その様子が、施工前の写真になります。

確かに、こんな筋状にしか水がでないと洗い物も、なかなか難しいですね。

そこで、シンク下の引き出しをいったん取り出して、蛇口のしたにある止水栓、水道管に水がきちんときているかなど点検させていただきました。

止水栓のバルブも全開の状態で、水もしっかり来ている状態でした。

残るは逆止弁や、カートリッジ、シャワーホースです。これらが、水がでない原因になっている可能性が高いです。

お客さまが、となりでずっと見ていたので、『次は蛇口を見させていただきますね。』とお伝えしますと、『この蛇口ね、1年ぐらい前にも同じようなことがあって、その時は主人がホースのあたりを触ってたら直ったみたいなんですけどね。もうダメそうですか？また同じことになっても困るから、新しいやつに変えてもらってもいいけど。』

と心配されていました。

蛇口の点検をしていき、シャワーホースを外しますと、ホースの内部に緑がかった紙が濡れたようなものがつまっているような状態でした。

シャワーホースの中からでてきた緑の紙のようなものをみて『えぇ、なんですか？これ』と大変驚かれていました。

まれな現象ではありますが、これは【経年劣化で蛇口の給湯部分のコートが剥がれたもの】です。

以前にも同じ症状のお客さまをご対応し、メーカーに確認したのですが、修理対応が不可な箇所だとメーカーから回答をいただいたことがあります。

これ自体は人体に害のないものらしいのですが、使っていて不便ですし、いい気持ちではありませんね。

お客さまに蛇口の状態をご説明させていただき、今回は蛇口の交換でお見積りさせていただきました。

ご主人さんと一緒に見積もりを確認されて、お願いしますとのことで、すぐに蛇口の交換作業に入らせていただきました。