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トイレの水漏れ原因を部分別に紹介!業者に依頼するときの選び方も

トイレの水漏れ原因を部分別に紹介!業者に依頼するときの選び方も

トイレの水漏れはどの家庭にも起こりうるトラブルです。水漏れトラブルに気付いたものの、どう対処すればよいか分からず、困る人は多いでしょう。まずは冷静になって水漏れがどの場所から起こっているかを確認し、対処法を試してみてください。

当記事では、トイレの水漏れが起こりやすい部位ごとに、原因と対処法を説明します。また自分で修理できないときに、安心して任せられる業者の選び方も紹介します。トイレの水漏れに困っている方は、ぜひ参考にしてください。

1. トイレで水漏れが発生!まずは応急処置しよう

トイレで水漏れが発生!まずは応急処置しよう

トイレで水漏れが発生した際は、まず応急処置を行いましょう。

漏れを放置すると、床や壁が水浸しになり、建物の構造に影響を与える可能性があります。また、階下に水漏れしてしまうと、さらに大きな被害につながることもあります。

1-1. 必要な道具を準備する

トイレの水漏れを発見したら、まずは落ち着いて、以下の道具を準備しましょう。

 

必須アイテム

 

以下のアイテムは、トイレの水漏れを迅速に対処するために欠かせません。事前に準備しておくことで、緊急時に素早く対応できます。

  • マイナスドライバー:止水栓を閉める際に必要になる場合があります。
  • 大きめの雑巾やタオル:水漏れで濡れた場所を拭き取ったり、床に敷いて水浸しになるのを防いだりします。
  • キッチンペーパー:細かな水滴を拭き取ったり、水漏れ箇所を確認したりするのに便利です。
  • バケツ:便器の水を汲み取ったり、濡れた雑巾を絞ったりするのに使います。
 

あると便利なもの

 

これらのアイテムは、トイレの水漏れをより効率的に対処するために役立ちます。準備しておくことで、さらにスムーズに対応できます。

  • ゴム手袋:水に触れる際に手を保護します。
  • 懐中電灯:暗い場所での水漏れ箇所の確認に役立ちます。
  • ビニール袋:濡れた雑巾やゴミをまとめるのに使えます。

1-2. 電源コードを抜く

トイレには、ウォシュレットや暖房便座など、電化製品が設置されている場合があります。水漏れが発生している状況で、これらの電化製品に通電したままだと、感電の危険性があります。そのため、安全のために必ず電源コードを抜くようにしましょう。

 

止水栓を閉める手順

 

以下の手順に従って、止水栓を安全に閉めてください。

  1. 止水栓を探す:トイレの後ろの壁や床付近を探し、止水栓を見つけましょう。
  2. 止水栓を閉める:
    • ハンドル付きの場合:ハンドルを時計回りに回して、しっかりと閉めます。
    • マイナスドライバーが必要な場合:マイナスドライバーを止水栓の溝に差し込み、時計回りに回してしっかりと閉めます。

トイレの止水栓は水道管とタンクとの間に取り付けられる栓で、タンク横の壁側か床に付いているのが特徴です。止水栓の形状は、ハンドルが付いているタイプと、マイナスドライバーを使用するタイプがあります。

なお、止水栓を閉めると、トイレだけでなく、同じ配管につながっている他の場所(洗面所など)でも水が出なくなる場合があります。

1-3. 水漏れで濡れた箇所を拭く

止水栓を閉めて水漏れが止まったら、次は水浸しになった箇所をきれいに拭き取りましょう。水を放置すると、床材の腐食やカビの発生、階下への水漏れなど、さらに被害が拡大する可能性があります。また、水で濡れた床は滑りやすく、転倒の危険性があります。

 

水漏れで濡れた箇所を拭く手順

  1. 水気を取る:大きめの雑巾やタオルを使って、水浸しになっている部分をしっかりと拭き取りましょう。床や壁の隅など、水が溜まりやすい場所も重点的に拭きます。
  2. 乾拭きする:水気を取った後は、乾いた雑巾やタオルで乾拭きをして、水分をしっかり除去しましょう。
  3. 乾燥させる:換気扇を回したり、窓を開けたりして、濡れた箇所を乾燥させましょう。扇風機やサーキュレーターがあれば、風を当てて乾燥を早めることもできます。

1-4. 便器の水を汲み取る

トイレが詰まって水が溢れている場合は便器の水を汲み取るのが効果的です。また、便器の水を汲み取ることで、後々の修理作業がスムーズに進みます。

 

便器の水を汲み取る手順

  1. 道具の準備:バケツ、ひしゃく、給油ポンプなどを用意します。
  2. 水を汲み取る:ひしゃくや給油ポンプを使って、便器内の水をバケツに汲み取りましょう。
  3. 排水する:汲み取った水は別の場所に排水するか、バケツに入れたままにしておきましょう。

ひしゃくや給油ポンプがない場合は、小さめのペットボトルをひしゃくの代わりとして使えます。

1-5. 水漏れ箇所や原因を確認する

トイレの水漏れを自分で修理する場合は、タンクや給水管の接続部分、給水管の止水栓部分…といったように水漏れの箇所が分かれば、作業がしやすいでしょう。一方で、トイレの水漏れを業者に伝える際は、基本的に「トイレが水漏れしている」と伝えるだけで大丈夫です。

水漏れ箇所を確認する際は、感電やけがに注意してください。自分で修理できそうにない場合は、無理せず専門業者に依頼しましょう。水漏れ箇所や状態を写真やメモで記録しておくと、「修理後に直っていない」などのトラブル回避に役立ちます。

2. 【部分別】トイレの水漏れはなぜ発生する?よくある原因と対処法!

【部分別】トイレの水漏れはなぜ発生する?よくある原因と対処法!

トイレの水漏れはさまざまな要因で発生します。事前にどこから水漏れしているのか確認しておくと、修理すればよい部分が分かるので、後の作業がスムーズです。

以下では、水漏れが発生しやすい場所ごとの、水漏れ原因と対処法を紹介します。

2-1. トイレタンク

トイレタンクの水漏れは「便器内の水面が揺れる水漏れ」と「タンク内で水の流れる音がする水漏れ」で対処法が異なります。

対処法:タンク内の部品を確認し、劣化や故障している場合は交換する

タンク内部には、給水をする「ボールタップ」とタンク内の水位をボールタップに伝える「浮き玉」、便器へ流す水の栓となる「ゴムフロート」などの部品があります。

水面が揺れる水漏れは、ボールタップが故障して正しい水位が保たれなくなることや、ゴムフロートに問題が起き栓の役割を果たしていないことなどにより起きる場合があります。 ボールタップとゴムフロートを確認し、故障・劣化があれば交換します。

「流した水が止まらない」というときは、タンク上の手洗いが付いているタイプなどではびしょ濡れになってしまうため、止水栓を閉めてボールタップとゴムフロートを確認しましょう。

また流していないのに水の音がする場合は、「ボールタップ」が原因の可能性があります。ボールタップ内には給水したり止めたりするパッキンがついており、パッキンの劣化により水漏れすることがあります。劣化している場合は交換が必要です。

2-2. 止水栓・配管

止水栓・配管から水漏れするのは、部品の老朽化や、ナットのゆるみが原因であることがほとんどです。特に給水管の繋ぎ目にあるナットが劣化し、水漏れが起こるケースが多いため、重点的に確認しましょう。

対処法:ナットのゆるみを確認し、部品を交換する

まずは、水漏れ部分のナットをモンキーレンチで締めます。ナットのゆるみがなくなるだけで、水漏れが解消する場合があります。

ナットを締めても水漏れが続く場合、配管内部のゴムパッキンが劣化している可能性が高く、部品の交換が必要です。交換用のパッキンはホームセンターなどで手に入ります。必ず同じサイズのものを購入しましょう。

2-3. 便器本体

便器は頑丈にできていますが、硬いものがぶつかったときや熱湯を流したときなどに亀裂が入り、ひび割れた部分から水が漏れることがあります。

対処法:便器本体のひび割れを補修し、本体を交換する

ひび割れの補修手順は、まず便器内の水をポンプとバケツを使って抜きます。

次に、亀裂が入った部位の汚れを拭き取り、防水パテやコーキング材を塗布して補修します。ただし、便器の水が通る内部で割れている場合もあります。その状態でトイレを使うと床が傷んだり階下に漏水したりする恐れがあるため、便器が割れた際は水道業者に必ず見てもらいましょう。

これらの補修は一時的な応急処置です。安全性を考慮して、便器交換を検討しましょう。

ただし、便器交換は自分では難しいため、業者に依頼するのがおすすめです。交換費用は便器の価格や業者の作業料金によって異なるため、事前に見積りを依頼できる業者だと安心でしょう。

2-4. 床と便器の隙間

床と便器の隙間から水漏れは、トイレ本体の設置不良か、排水管の経年劣化が原因です。

対処法:家庭で修理するのが難しいため、業者に修理依頼する

経年劣化による水漏れは、便器と床を繋ぐフランジパテの損傷により起きるケースが多い傾向にあります。

フランジパテはホームセンターや通販で購入できるものの、修理は解体・組み立てが伴う大がかりな工事となります。専門知識が求められるため、業者へ依頼するのがおすすめです。

便器と接地面から漏れる水は使用後の汚水であることが多く、床の汚れや悪臭の原因となる他、衛生的にもよくありません。便器接地面の不具合はなるべく早く対処しましょう。

2-5. ウォシュレット

ウォシュレットで水漏れが起きる原因は、ノズルの故障、給水フィルターの汚れ、配管の老朽化などです。

対処法:取扱説明書を確認し、対処できそうな部位以外は業者に修理依頼する

フィルターの手入れ方法やノズルの交換方法は、製品によって異なります。まずは製品購入時の取扱説明書を読み、必要な手入れを行いましょう。

ノズルが故障しているだけの場合は比較的簡単に交換ができます。なお、交換用ノズルは同じ機種の正規品を購入してください。また給水フィルターに汚れが詰まっている場合は、フィルターを取り外し、ブラシなどで洗うことで、水漏れが直る場合もあります。

ウォシュレットからの水漏れ原因が分からない場合は、業者に修理を依頼しましょう。ウォシュレットは電化製品であるため、誤った対処をすると、感電や発火といった事故につながる恐れがあります。

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3. トイレの水漏れを事前に防ぐ!おすすめの予防方法

トイレの水漏れを事前に防ぐ!おすすめの予防方法

以下のように、トイレの不要な水漏れを起こさないためにできる対策はいくつかあります。

トイレタンク内に異物を入れない

トイレタンクは適切な水量を保つ構造になっているので、基本的に内部へ何も入れてはなりません。

たとえば、タンク内にペットボトルを入れる節水法は、水漏れの危険性を高めます。また、タンク上部や手洗い管の付近に小物を置く場合、中に落ちないサイズのものを選びましょう。

トイレに流すのは排泄物とトイレットペーパーのみにする

トイレは排泄物とトイレットペーパーのみを流すようにできています。そのため、他のものをトイレに流すと、排水管が詰まることがあります。

特に、水を含んでも溶けないティッシュペーパーや紙おむつなどは注意が必要です。

また、トイレの水は必要量が計算されているので、大量のトイレットペーパーを一度に流す、大便を小便用の水量で流す、といった無理な使い方や節水も避けましょう。

水道業者にメンテナンスを依頼する

トイレは夏場に湿度が上がりやすく、冬場に結露が発生しやすい場所です。

湿気があるとカビが生えるだけでなく、金属部品が錆びやすくなります。特に、使用年数が10年以上たっている場合は部品の劣化度合いも大きくなります。

急な水漏れトラブルになる前に水道局指定工事業者の中から無料点検をしている業者を探し点検をお願いするのがおすすめです。その際に、必要な修理箇所(劣化箇所)があれば、修理を依頼しましょう。

4. トイレの水漏れ修理は業者に任せたほうがいい?

対応できる水漏れであれば、自分で修理するのもよいでしょう。しかし、安全で確実な水漏れ修理を行いたいなら、業者への依頼をおすすめします。

破損している部分が分からない、大がかりな工事を要するといった場合、自分で修理しようとして水漏れ被害を拡大させてしまう危険性があります。

状況が悪くなると時間もお金もかかるため、水漏れに気付いたときはできるだけ業者に対応してもらいましょう。

5. 水漏れ修理を依頼するトイレ業者の選び方

水漏れ修理費用は業者により異なります。焦って修理を依頼すると、高額請求をされるケースも少なくありません。適正価格で修理をしてくれる業者を選びたい場合、いくつか気にしておくべき点があります。

水漏れ修理を依頼するトイレ業者の選び方は以下の通りです。

5-1. 水道局指定の工事事業者か確認する

水道局指定の工事事業者は、給水装置の工事を適正に行えると自治体から認められた水道業者です。水道法に基づいて一定の技術基準を満たしていると認められた業者なので、水漏れ修理に関する専門知識や技術力が高く、安心して作業を任せられるでしょう。

水道局指定の工事事業者は、水道法や関連法規を遵守して作業を行うことが義務付けられています。そのため、違法な工事や不適切な部品の使用など、後々トラブルにつながる可能性が低いです。

5-2. 修理の料金が適正か確認する

悪徳業者の中には、水漏れの緊急性を悪用して、不当に高額な料金を請求するケースがあります。複数の業者から見積もりを取ることで料金の相場を把握でき、不当な高額請求を避けられます。

適正価格かどうか判断できない場合は、複数社に見積もりを依頼した上で、納得できる料金の業者を選びましょう。ただし、実際の料金は水漏れ状況によって異なることもあるので、電話や問い合わせの段階で料金を確定する業者にも注意が必要です。

5-3. 修理内容や内訳の説明が丁寧か確認する

悪徳業者の中には、専門用語を多用したり、曖昧な説明で高額な修理を勧めてきたりする場合もあるため注意が必要です。修理内容や内訳を丁寧に説明してくれる業者を選ぶことで、不必要な修理や不明瞭な作業を防ぎ、安心して修理を依頼できます。

修理内容や内訳が明確であれば、どのような作業にどれだけの費用がかかるのかを理解できます。納得した上で修理を依頼すれば、後々のトラブルや不満を避けられるでしょう。

5-4. 口コミを見て信頼度が高いか確認する

口コミは、実際にその業者を利用した人の生の声です。修理の技術力や対応の丁寧さ、料金の妥当性など、ホームページや広告だけでは分からない情報を収集できます。

良い口コミが多い業者は、それだけ多くの人から信頼されている可能性が高いということです。安心して修理を依頼できる業者を選ぶ上で、口コミは重要な判断材料となります。

ただし、口コミが多い場合でもすべてを信じるのではなく、業者側が返信している対応を確認するなどして、あくまで判断材料の1つとして使うのがよいでしょう。

5-5. 公式サイトに会社情報が詳しく掲載されているか確認する

会社情報が詳しく掲載されているということは、業者が自社の情報を公開することに抵抗がなく、透明性が高いことを示しています。

会社概要、所在地、連絡先、設立年数、従業員数、資格、指定番号や登録・許可番号などが明確に記載されているか確認しましょう。これらの情報が不十分な場合は、信頼性に欠ける可能性があります。

たとえば、所在地を調べると公共の施設が住所として使われている場合もあります。電話番号などの連絡先も、「繋がらなくなっていた」といった連絡に関するトラブルがないか確認するのに役立ちます。

5-6. アフターサポートがあるか確認する

水漏れ修理は、一度で完全に解決しない場合もあります。部品の不具合や施工不良などが原因で、再度水漏れが発生する可能性もゼロではありません。アフターサポートがあれば、修理後に問題が発生した場合でも、無料で再修理や点検をしてもらえるので安心です。

また、トイレは毎日使う場所であり、経年劣化によって部品が故障したり、水漏れが再発したりする可能性があります。定期的なメンテナンスや点検のアフターサポートがあれば、トイレを長く快適に使い続けられるでしょう。

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まとめ

日頃からトイレの正しい使用方法を守ることで、水漏れの発生は予防できます。水漏れが起こった場合、発生箇所を確認し、止水栓を閉めましょう。簡単な部品交換や修理であれば家庭で対応できます。しかし、トイレ本体の交換や配管の詰まりなどのトラブルは、大がかりな作業となる場合が多いため、業者に任せたほうがよいでしょう。

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