豊中市でキッチンつまり修理

キッチンがつまっている状態で、水がシンクに溜まってしまっている状態でした。

お客さまにいつごろから流れが悪くなり始めましたか？とお聞きしますと、

「1か月ぐらい前から流れが悪くて、朝まではゆっくり流れていく感じでつまってなかったんですけど、ちょっと掃除をしようと思って、排水管を綺麗にする薬剤とか入れたら、なんか余計にひどくなったような感じで」とのことでした。

今回のお客さまのお宅は集合住宅のため、こちらのキッチンに直接通じている汚水桝がなく、シンク下にある排水管も直管でつなげられているため、試しにワイヤーを入れてみて管の中の様子を探ることにしました。

そうしますと、６ｍ先のあたりでつまりが発生しており、ワイヤーの先に白い油脂がついてきている状態でした。

キッチンのつまりを取るにはポンプ作業や高圧洗浄といった作業がありますが、私の経験上、今回はポンプをすると、完全に排水管をつまらせてしまうリスクが高いなと感じましたので、お客さまに点検の結果とつまりの状態、作業の内容についてご説明させていただきました。

ポンプ作業で完全に詰まらせてしまう理由は、簡単にいいますと軽度のつまりではないからということですが、例にだしますと、

「排水管の内部が4割強ほど油脂で閉塞している状態で、6割水が通れる穴がある状態だとします。ポンプ作業で圧力をかけますと、4割強の油脂が排水管の奥に移動することになります。今回のお客さまの場合は、６ｍ分の4割強ある油脂の塊が、6割の水が通れる穴を塞ぎながら奥に行ってしまい、６ｍ先のつまりがひどい個所で10割を超える閉塞になり圧力がかかったことで硬く圧縮されて、水が通れる隙間が完全になくなってしまう。」ということです。

雪だるまを大きくするイメージだと思っていただけたら分かりやすいかもしれません。

文字にすると難しく感じますが、こういった内容をお客さまには絵をかいてご説明し、お話させていただきました。

お客さまから、「お兄ちゃんの説明上手やね。分かりやすい！わたしでも分かるわ。」とお褒めの言葉をいただきました。

今回は、高圧洗浄を使ったつまり修理のお見積りをご提示させていただき、お客さまが「高圧洗浄をやって頂戴。」とのことで、作業に入らせていただきました。